ミラーレス一眼カメラを LAN に接続 ~ Raspberry Pi で作った NAPT ルーター経由

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先日購入したミラーレス一眼カメラである OLYMPUS OM-D E-M10 III の Wi-Fi 機能を使って、Raspberry Pi 3B+ で作った NAPT ルーター経由で LAN に接続したよ、って話です。思い付きでやってみた感じで、設定も比較的単純な内容なのですが、他に記事になっているようなものを見かけなかったことと、やってみて、思ったように出来たこと、出来なかったことがありますので、まとめてみたいと思います。 プロジェクトの概要 ミラーレス一眼カメラでも、最近の上位機種は、LAN ポートを持っていたりして、直接ネットワークに接続できるものもあるようです。ですが、私の持っているものも含めて、現状の多くのカメラの場合、Wi-Fi 機能があると言っても、大抵は次のような使い方を想定したものであるようです。 カメラ側が Wi-Fi アクセスポイントとして機能するため、そこに接続するスマートフォンなどは、既存のインターネットなどの接続を切断した上で、新たに接続し直す必要があります。カメラがネットワークに組み込まれるわけではなく、Wi-Fi という形を取りながらも、ピア・トゥ・ピアでの接続となります。 屋外で使う前提でいくとこの形がいいのはわからなくもないのですが、既に LAN が導入され、Wi-Fi が飛び交っているような屋内で使おうとすると、手間ばかりかかります。他の PC などでも使おうとした場合、それぞれに接続し直さなきゃいけないし、デスクトップ PC などの場合は、そもそも Wi-Fi インタフェースを持っていない場合も多いし。ノート PC などで、Wi-Fi を使っていたとしても、既存の LAN やインターネットの接続を切ってつなぎ直さなきゃなきゃならないというのは、NAS などへのアクセスもできなくなることを意味するので、たとえば、カメラから取り込んだデータを NAS に保存したい場合などだと、作業に制限が出てしまいます。 というわけで、次の図みたいにできたら、便利なんじゃないかなー、という思い付きです。調査してみたところ、カメラとスマートフォンの間の通信プロトコルは、HTTP だということも判明したので、もしかしたら WebDAV が使えるのではないか、と期待してテストはしてみたのですが、そ

PC のメモリー増設

いやー、ホント、メモリーが安くなりましたよね。


32GB(16GB × 2)ですが、半年前(2019 年 1 月)に買った 16GB(8 GB × 2)より安いような気がします。半年で半分以下の価格!
これを増設すると、合計で 48 GB になるわけですが、実は、48GB ものメモリーが必要になる状況というのが、あまり想像できない(笑)。実際のところ、ソフトのバグ以外の状況で、16GB で足りないという状況は、未経験だし。対象のマシンは DAW 目的のもので、使う音源などによっては多量のメモリーが必要になるという話は聞くのですが、とりあえず、今までの使い方だと、8GB でも足りるんじゃないか、という状況。DVD の容量が約 5GB(1 層の場合)、Blu-ray でも 25GB(同じく 1 層の場合)なんで、ディスクイメージをそっくりメモリーにロードできる量ってことになります。まぁ、長編動画の編集とか、メディアの作成とかする場合には、使い切るような状況にもなるんでしょうか? 逆に言えば、メモリーを使い切るには、データのロードだけでもそれなりの時間がかかるわけです。そんな状況の作業自体が個人的には苦手な部類になるので、避けてしまうような感じですね。
無駄になるかなぁ … という思いが半分、値段が下がっている今が買い時という思惑が半分 … で、結局、買ってしまいました。まぁ、たとえこの先、半年でさらに半分になったとしても、値下がった額でみれば、前の半年にくらべて半分になってしまうわけで、買い得感は、おそらく今程じゃないですしね。それに、インテルの CPU 生産が軌道に乗ったり、 AMD も新 CPU を発表したりで、この先、PC と、そこに使うメモリーの需要が増える要素もあるし、韓国への輸出規制がなんたらかんたら … みたいな影響もあるかもしれないので、このまま価格が下がり続けるとは限らないですしね。まぁ、2666 という規格自体は、古いものとして価格が下がる要素ではありますけど。



というわけで、増設してメモリー診断実行中。おそらく数時間はこの PC 使えないし(笑)。

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